古酒(クース)を熟成させる酒甕(さけがめ)の制作
酒甕は型を一切使わない「ウシチキー」という伝統的製法で作られます。
龍巻きは「タックヮーサー」と呼ばれる伝統的貼付け技法でひとつひとつパーツをつくり貼り付けます。
制作途中の壺のなかで火をおこし作品を乾かしてかたくしながら上部を作り上げます。
火の加減をまちがえると作品の壺は裂けてこわれてしまいます。
全ては熟練の勘がなせる技なのです。
酒窯に火をいれ、時間をかけて酸素を失くし、土を限界まで追い詰め、焼し締めることが酒甕づくりにおける一番大切なことです。
出産、結婚、新築などの人生の祝い事や記念日の贈り物として、クース(古酒)を仕込むための酒甕を注文制作しています。
・サイズ:二升甕・三升甕・五升甕・一斗甕
・オプション:彫込み:お名前やメッセージを彫り込むことができます。
良い古酒(クース)を作るためにやっておきたい前準備と保存方法、また保存中のチェック等。
漏れチェック
本品は、漏れないように完成度を高めて制作しておりますが、焼き締めが弱く、甕の底からじわっと漏れていくことがあるようです。
小さい工房ですので、お目当ての品が在庫切れの場合があります。
お越しの際は事前にお電話で確認していただくことをお勧めします。